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乾隆壬子年*1の冬、書肆の破本の中からある書物を見つけた。先人の曲や劇の論説を雑多に記録したもので、引用・収集すること詳細かつ広汎であるが、順序だっていなかった。嘉慶乙丑*2、家で病気療養していたが、経書、史書は辛くて読むことができないので、そこでさきの書物を取り出して、旧聞を補い、およそ宮調・音律を論じたものは採録せず、『劇説』と名付けた。穀雨の日に記す。

(千田)

*1 乾隆五十四(1792)年。
*2 嘉慶十(1805)年。

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Last-modified: 2016-08-19 (金) 16:30:43 (1094d)