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『説圃識餘』にいう。


ある伶人が字の読めない役人に扮して言うには「むつかしい。」下役が言うには「お役人さまにはご裁可いただくだけ。ご裁可の日には、あらかじめ机の上に書いておき、そのとおりに書き判なさいませ。」一日から三日まで、みなその通りに書き判した。四日になるとできなくなり、五六日になって筆を投げ捨てて逃げ出して言うには、「とうていかなわぬ。一日一日と難しくなる。」


(千田)

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Last-modified: 2016-08-19 (金) 16:30:40 (1033d)