027

都城紀勝』にいう。


雑劇の中で、まず良く知られた一段を演ずるのを、「艶段」と呼び、その後に雑劇を演ずる。時には二人増やし、これを「装孤老」と呼ぶ。
影絵芝居は、開封の人がはじめ白い紙を切り取って作ったが、後に色を付けた皮革で作るようになった。その台本は講談の軍記物*1とそっくりで、大抵が事実と虚構が相半ばしている。忠義の人物は整った姿に切り抜き、よこしまな人物は醜い姿に切り抜く。これも世俗の目による褒貶をこめた芝居なのであろう。

(千田)

*1 原文「講史書」。南宋時代、「説話(講談)」の四家数の一つ。王朝興亡のことを扱う。

リロード   新規 編集 差分 添付 複製 改名   トップ 一覧 検索 最終更新 バックアップ   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2016-08-19 (金) 16:30:39 (1182d)