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『警心録』に言う。

陳淳祖賈似道の食客となったとき、正道を守るため、他の客たちに憎まれ、妻妾たちも彼を嫌った。ある日妾たちが寵愛を争って、ひそかにある妾の靴を盗み、淳祖の寝台の下に隠し、二人をともに陥れようとした。賈似道は部屋に入り、それを見て疑いを抱いた。夜にこの妾を部屋の戸口まで誘いに行かせたが、淳祖はそれに答えずやがて激しく怒ったので、賈似道は彼にいつわりの無いことを知り、妾たちを取り調べて事実を知った。この事から陳淳祖と交誼を厚くし、後に南安軍の知事に任じた。金、元の院本で、その故事を演じている。


(川)

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Last-modified: 2016-08-19 (金) 16:30:38 (1094d)