052 王実甫の『西廂記』は、浄、などの役名を標記せず、「紅」、「鴬」、「本」、「恵」、「生」、「杜」、「飛」などという。そうであれば「生」というのは「張生」のことであり、役者の役がらの「」のことではない。『琵琶記』はといえば、「」、「」などに分類している。しかし『西廂記』の第一では「〔が登場して言う〕おいらは状元坊の給仕。」とし、以下ではただ「給仕」と標記しているが、「が登場」というのは、自ら体例を乱している。

(千田)

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Last-modified: 2016-08-19 (金) 16:30:36 (1094d)