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『金楼子』に言う。

ある人が周の穆王に優師を献じた。(優師は)非常に器用で木偶人形を作ることができた。走ったり歩いたり、下を向いたり上を向いたり、まるで人にそっくりで、その顎を動かせば言葉を話し、人形の両手をあげてやれば舞うことができた。王と盛姫が一緒に見ていると、木偶人形が王の側仕えの者に目配せをした。王は大層怒って、優師を殺そうとした。優師は非常に怖れ、木偶人形を解体して王に見せたところ、すべて革や木をつなぎあわせて作ったもので、五臓が皆揃っていた。王は非常に悦んだ。そこで肝臓を取り除くと、まばたきできなくなり、心臓を取り除くと、話せなくなり、脾臓を取り除くと、手が動かせなくなった。王は優師に厚く賜った。

(池田)

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Last-modified: 2016-08-19 (金) 16:30:35 (1094d)