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#author("2022-08-01T08:47:18+09:00","saisyu","saisyu") ※2000年代から更新していません。 -古典文学・歴史関係を中心とした学術書購入に、私がよく利用する書店、および印象深い書店を大雑把にまとめたもので、網羅的なものではありません。 -増補・改訂は随時行っていますが、数年間更新されていない情報もあります。 -郵送・クレジットカード対応については、確認した書店のみ掲げました。 -郵送については、確認した書店のみ掲げました。 -クレジットカードは、現在、大半の店が対応しているようです。 -本コンテンツを著作権者の許可を得ずに転載・利用することを禁止します。 -本コンテンツの使用によっていかなる問題・損害が生じても、著作権者は一切の責任を負いません。 -基本的に更新は止まっています。 *はじめに [#m316b938] 北京の書店業界地図は、ここ十年ほどで大きく変わりました。 まず、大規模書店の出現。国営新華書店が経営改善のため、大規模書店を立ち上げるようになりました。新刊書籍であれば、それらの店で大抵のものがそろいます。 次に、民間系書店の躍進。旧城内の三聯書店、北大周辺の万聖書園・風入松・国林風などは、社会・学術系に強い品揃えで、インテリ層の支持を得ています。また、中関村にオープンした第三極書局は巨大な売り場面積で、新華書店系ブックビルに対抗しようとしています。 次に、民間系書店の躍進。旧城内の三聯書店(厳密には民間ではないですが、非新華系とうことで)、北大周辺の万聖書園・風入松・国林風などは、社会・学術系に強い品揃えで、インテリ層の支持を得ています。特に、万聖書園は品揃えがすばらしく、また託送料金込みでカード決済できるなど、非常に便利です。また、中関村にオープンした第三極書局は巨大な売り場面積で、新華書店系ブックビルに対抗しようとしています。 一方、相対的に地位が低下しているのが中国書店です。古書や古雑誌の購入については、あいかわらず他者の追随を許しませんが、新刊学術書については、前述の各書店にお株を奪われるようになりました。 一方、相対的に地位が低下しているのが中国書店です。古書や古雑誌の購入については、あいかわらず他者の追随を許しませんが、新刊学術書については、前述の民間系学術書店にお株を奪われるようになりました。 更に、当当・卓越などのオンライン書店も力を伸ばしており、北京に数日滞在するのであれば、ホテルに代金引換・送料無料で配送してもらうこともできます。 このため、売れ残りの新刊書を探して本屋の数をこなす必要が、以前に比べてだいぶん減ってきました。近頃は、以下の巡回コースをたどればOKでしょう。 -新刊書海澱コース:万聖→〔風入松→国林風→海澱図書大厦→〕第三極 -新刊書旧城内コース:三聯韜略図書中心→〔涵芬楼書店→王府井書店(新華書店)→〕西単図書大楼 -古本:〔中国書店(隆福寺)→〕中国書店(灯市口) →古籍書店(中国書店)・中国書店(邃雅齊・海王邨) など -古雑誌:中国書店(隆福寺)→古籍書店(中国書店)・中国書店(邃雅齊・海王邨) **新刊学術書海澱コース [#g5e7003e] [[万聖>北京購書指南/海澱/万聖書園]]→〔[[風入松>北京購書指南/海澱/風入松書店]]→[[第三極>北京購書指南/海澱/第三極書局]]〕→[[中関村図書大厦>北京購書指南/海澱/中関村図書大厦]] **新刊書旧城内コース [#ia6f37e0] [[三聯韜略図書中心>北京購書指南/美術館・王府井・東単/三聯韜略図書中心]]→〔[[涵芬楼書店>北京購書指南/美術館・王府井・東単/涵芬楼書店]]→[[王府井書店(新華書店)>北京購書指南/美術館・王府井・東単/王府井書店(新華書店)]] →〕西単図書大楼 **古本 [#i0672fbe] 〔[[中国書店(隆福寺)>北京購書指南/美術館・王府井・東単/中国書店(隆福寺)]] →〕-[[中国書店(灯市口)>北京購書指南/美術館・王府井・東単/中国書店(灯市口)]] →古籍書店(中国書店)・中国書店(邃雅齊・海王邨) など **古雑誌 [#cb876710] 中国書店(西単)・古籍書店(中国書店)・中国書店(邃雅齊・海王邨) *カード決済について [#a7a18f87] カード払いについては、新華書店系の各図書大厦、中国書店各支店などなど、大半がVISA・Masterなどに対応するようになりました。ただ、ICチップ付きの認証キー付きカードについては、上手く行かないケースがあります。ただ、同じ店でも上手く行く場合と行かない場合があるので、あるいは販売員のスキルの問題かも知れません。いずれにせよ、現状では認証キー無しのカードも用意しておいた方が安心です。