中国伝統劇解説/京劇『宝蓮灯』 の変更点

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華山の三聖母は仙界のわびしい生活に耐えきれず、書生の劉彦昌と出会うと、相思相愛の仲となり結婚する。二郎神は妹の三聖母が勝手に凡夫と結婚したことを怒り、妹をとらえ、劉彦昌を追い払った。

平民の娘﹒王桂英は母と山中に戦乱を逃れていたが、劉彦昌がきびしく迫られ、続いて聖母が次女の仙女﹒霊芝に生まれたばかりの子・沈香を送り届けさせるのを見る。王氏母子は心から哀れみ、劉彦昌と王桂英は、艱難をともにせんと結婚する。二郎神はまた大蛇の精を派遣して茅舎を焼き、沈香を強奪させようとする。三聖母は本命燈-寶蓮燈によって劉﹒王一家を救い逃がす。三聖母はそのために罪を得て、華山に閉じこめられる。

沈香は成長し、異母弟の秋児ともに、学堂で誤って大官の子・秦官保を殴り殺してしまう。兄弟は家に帰ると、互いに罪をかばいあう。劉﹒王夫婦は三聖母の大恩を感じ、ついに秋児を捨て、沈香を逃がす。

霹靂大仙は沈香に仙術を授ける。沈香は金身に変化し、龍を降して斧を得ると、華山に急行し、二郎神を打ち破ると、山を切り開いて母を救う。
-1990年、《二堂捨子》《劈山救母》等に基づき新排。徽班進京二百周年記念公演で、中国京劇院二団によって上演され、好評を博した。