2004/3/28の北京日報のインタビュー記事 †
知り合いの劉季霖さんが、私をよいしょしまくっています(汗)。でも中国都市技能研究会じゃなくて、中国都市芸能研究会?なんだけどな……。
長安大戯院夜戯 †
打店、逍遙津 †
- 中国京劇院一団
- 賈永全
- 武松
- 関桐
- 孫二娘
- 劉海生、石山雄太
- 解差
打店はこれがはじめてかも知れない。摸黑なやつですね。全体的印象としては、 カタはキチンとこなしているし、水準はクリアしているけど、まだまだカタ以上 のものを表現できる域には達していないな、というところ。学生っぽいのね。例 えば、武松と孫二娘が両腕を取り合って力比べしているところとか、本当に力が 入っているように見せられていない。表情や、腕の細かい動かし方がまだまだな のね。まー、今後の精進に期待しましょう。
しかし、石山氏、すっかり中国京劇院の一員なんですねえ。いやー、よく頑張り ましたなあ。多少硬さは感じたけど、でも、そつなくこなしてましたね。
- 李岩
- 漢献帝
- 張連祥
- 曹操
- 張小清
- 穆順
- 黄占生
- 華歆
李岩を見るのも久しぶりだなあ。昔は、李光を一回り小さくした三男坊、という 印象だったけど、今や中国京劇院のカンバンの一人なのねえ。十五年前に中国京 劇院青年団で李岩の専場でコレを見たときは、同時に演じた哪吒や孫悟空のできの悪さに、李 宗義パパが舞台に出てきて不肖の息子のお詫びに一節うたってくれてたっけ。ど うもそれ以来、李岩と聞いただけで、となっちゃうんだよねえ。
今回の逍遙津ですが、その時とさほど印象は変わりませんでした。そこそこだけ ど、今ひとつはじけるものが無い、と。まー、高派歌う人も少なくなったし、あ の高いキーの歌い上げは一通りこなせればそれなりに盛り上がるから、それはそ れで満足なのですが、しかし、当年の李和曾みたいに汗流しながら必死に歌い上 げる、みたいな気迫が感じられないんだよなあ。いや、下手ではないんだけど、 なんつーかなあ、重みが無いんだよ。
そのほかでは、張小清ががんばってました。