中国伝統劇解説/河北梆子『太白酔写』

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李白は都に上って科挙を受験したが、試験官の楊国忠と高力士に賄賂を送らなかったために、試験場を追い出された。後に渤海国が蛮語の上奏文を送ってきたが、朝内に読める者はなく、賀知章は李白を推薦する。李白は蛮書を読んで、一字の誤りもなかった。更に玄宗から国威発揚のために詔書を書くよう命ぜられるが、恨みを雪ぐために、酔いに乗じて、楊国忠に墨をすらせ、高力士に靴を脱がせる。李白は詔書を書き上げ、渤海国は心服する。

  • 物語は《警世通言》巻九に見える。