2004-05-08

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長安大戯院夜戯
何文秀傳奇
  • 蕭雅工作室
蕭雅
何文秀
呉海麗
王蘭英

かなり久々の越劇です。全体的な感想としては、やはり越劇は伝統劇、というより、新宿コマ劇場の 小林幸子ショーだなあ、と(笑)。もちろん、越劇というのは生粋の海派劇種なので、これが本来のあり方なのでしょう。でも、舞台セット・衣装・扮装などは全て話劇風、歌唱のみが伝統、というのならば、新劇風の舞台に演歌が数曲が入るのと同じです。演歌っていうのも、皮簧と同様の曲調と言えなくないですし。テレビドラマ系黄梅戯なども、そう考えればいいってことですね。もっとも、コマ劇場とは、歌と劇の主客が転倒してはいますが。

客の入りは七分ほどとなかなか。後ろのあたりでは、曲を一緒にうなってるおばちゃんがいたりしたし、上海出身者がそれだけ多いってことかな。