2004-05-19

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長安大戯院夜戯
琵琶記
  • 北方崑曲劇院

客の入りは昨日より悪く、6分くらいでした。これも、三時間圧縮超特急傳奇ですね。 というか、改編というレベルではない、別物の劇になってました。プログラムに、台本 作家も明記されていましたし。作者二人のうち一人は徐城北ですか。彼、台本も書くんですねえ。 この劇、崑劇の新作劇の全国大会の受賞したものだそうです。

この劇は牡丹亭よりも一層、役者の芸で感動させようという意図が感じられませんでした。 テーマ性を前面に おしだして、ストーリーやセリフ回しで楽しませようというモノ。

崑劇みたいな劇種こそ、完全に固定化して明清代の伝統文化遺産として保存 すべきだと思うのですが、逆にこういう生き残り策を取るんですねえ。このあたり、 大いに再考の必要性があると思いますねえ。