長安大戯院夜戯 †
梅蘭芳生誕110周年記念公演
梅花香韻 †
- 天女散華
- 尚偉
- 廉錦楓
- 韓冬柏
- 黛玉葬花
- 張晶
- 覇王別姫
- 董円円・景栄慶
- 貴妃酔酒
- 梅葆玖
京劇舞台の抽象的簡潔性をスポイルするだけの話劇的なアホ演出と派手派手舞台セット、音楽も全てチェロや弦バスを使いまくって様板戯風、もはや京劇的芸を見せ聞かせる意図すらも感じられない。唯一期待していた董円円も、演出のダメさを差し引いても今ひとつ。かえって、十五年前は見るだけで悲しくなったドラちゃんが、全然良くなっているわけではないのに輝いて見える始末
結局、京劇青衣の芸術的部分は程派に集約され、梅派は梅蘭芳という看板で京劇素人から集金するだけの流派に成り下がったということでしょう。今回の記念公演も、京劇交響劇詩『梅蘭芳』、川劇の写真はどう見ても古装武侠ドラマにしか見えない『中国公主杜蘭朶』(トゥーランドット)と続くありさま
梅派は死にました。