IT時代週刊 05/01/05 斜め読み †
独自企画:2004中国情報産業十大スキャンダル講評 †
- 黄宏生、香港で拘束される
- 長虹、40億の貸付金をだまし取られる
- AMD大中華区副総裁、チップの投機販売に関与
- 華為の元社員、企業秘密窃盗で有罪
- 贈賄の疑い Lucent中国の4幹部停職
- 20億元、借金取りが長城ブロードバンドの門前に列
- 電信競争 流血沙汰に
- 托普をつぶして宋如華蒸発する
- 電信業界腐敗、多くの社長に有罪判決
- 聯想の広告責任者、逮捕
1は、創維の創業社長ですね。日本では、香港上場をめぐる会計不正操作 疑惑と伝えられていましたが、家族ぐるみで会社の公金横領していた疑惑もある んですか。
長虹は、アメリカでの代理販売契約を結んだ企業に、一杯食わさ れたんだとか。が、そもそも契約条件が相手に一方的に有利になっていて、同業 他社は話に乗らなかったそうですから、長虹の脇が甘いってことですね。社長交 代には、そういう裏があったんですか。それにしても、テレビ業界はこのダメぶ りの上にアメリカのダンピング裁定ですからねえ、困ったもんだ。
8の電信 業競争、ホント、中国電信系の作業員が集団でライバル企業社員を襲撃する、電 柱を引っこ抜く、電線を切る、ホント、やりたい放題なんだとか。これが、電信 業界を外資から守る最大の非関税障壁かも
聯想は、宣伝部長がMSか らの宣伝支援費249万元を、会社の経理を経由させずに、知人の企業に丸々渡し 、実際の宣伝経費は60万元しかかけずに、残りの金は返還されないまま、という もの。この程度の意識・システムじゃあ、そりゃ、IBMとの合併が上手くいくな んて信じろって方がムリだわ。